View Revisions: Issue #41
Summary | 041: 74VHC165 の clock 入力 | ||
---|---|---|---|
Revision | 2022-02-03 18:26 by na6ko | ||
Description | (74HCT597 は別途動作確認がいる) 当初 R206 = 0 ohm, R207 = open にして、 165.CLK = ~MCU.SPI.CLK; としたが、 MCU.SPI.CLK の立ち下がり後 10 から15 ns に data が変化するため、MCU.SPI.CLK の立ち上がり前 10 から 5 ns になり、 MCU.SPI.DI の setup time が確保できず正しく見込めなかった. 10 から15 ns の delay は NOT gate 1 つ (74AHCT04) と 74165 CLK->QH の伝搬遅延の2つが原因と見られる. 74161 に関しては SN74LV165A, TC74VHC165 ともに伝搬遅延が typ で 11-12 ns 程度あるのでデータシート通りだと思われる. 次に R206 = open, R207 = 0 ohm にしたところ、 MCU.SPI.DI の setup time が確保されたのか MCU からの読み込みが正常になった. ただし hold time が 10 から 5 ns になっているので安定動作とはならない. 対処として 165.CLK に時定数約 10 ns の RC 遅延を設置. R207 = 220 ohm, C20x = 47 pF で動作し、MCU からの読み込み, setup time, hold time ともによくなった. |
||
Revision | 2022-02-03 21:05 by na6ko | ||
Description | (74HCT597 は別途動作確認がいる) 当初 R206 = 0 ohm, R207 = open にして、 165.CLK = ~MCU.SPI.CLK; としたが、 MCU.SPI.CLK の立ち下がり後 10 から15 ns に data が変化するため、MCU.SPI.CLK の立ち上がり前 10 から 5 ns になり、 MCU.SPI.DI の setup time が確保できず正しく読めなかった. 10 から15 ns の delay は NOT gate 1 つ (74AHCT04) と 74165 CLK->QH の伝搬遅延の2つが原因と見られる. 74165 に関しては SN74LV165A, TC74VHC165 ともに伝搬遅延が typ で 11-12 ns 程度あるのでデータシート通りだと思われる. 次に R206 = open, R207 = 0 ohm にしたところ、 MCU.SPI.DI の setup time が確保されたのか MCU からの読み込みが正常になった. ただし hold time が 10 から 5 ns になっているので安定動作とはならない. 対処として 165.CLK に時定数約 10 ns の RC 遅延を設置. R207 = 220 ohm, C20x = 47 pF で動作し、MCU からの読み込み, setup time, hold time ともによくなった. |